利尿剤の疑問

ダイエットに使えると評判の利尿剤。
しかし、利尿剤はれっきとした医薬品となっています。
となると、むやみにダイエットに使って副作用が出ないか心配な方も多いのではないでしょうか。

今回はそんな利尿剤の副作用や注意点について解説していきたいと思います。

利尿剤ってどんな薬?

利尿剤ってそもそも、どんな薬なのでしょうか。

おしっこを増やす薬というのは名前からわかると思いますが、

なんの為におしっこを増やすのか、元々の用途を知らない方も多いと思います。

本来利尿剤はどのような病気のためのお薬なのでしょう。

利尿剤は高血圧の薬

利尿剤は、身体の中の余分な水分や塩分をおしっことして外に出すためのお薬です。

この作用によって血圧を下げたり、むくみや肺水腫を改善してくれる効果を持っています。

そう、利尿剤は本来高血圧の薬なんです。

特に高齢者の方に多い、塩分の影響を受けやすい方、塩分を減らす事が難しい方などに対してよく利用されています。

ダイエットとはほとんど関係のないところで利用されているんですね。

利尿剤の副作用は?

利尿剤がどんな薬なのか、ある程度分かっていただけたでしょうか。

それでは本題、副作用について解説していきましょう。

医薬品と副作用は切って離すことができません。

おしっこが近くなる

利尿剤を使っておしっこが近くなる。

当たり前ですね。

しかし、これが案外馬鹿にできません。

例えば寝る前に利尿剤を飲むと、何度もおしっこに起きる羽目になってしまいます。

他にもタイミングによっては、お仕事など気軽にトイレへ行けない状況で尿意をもよおしてしまう危険も。

服用するタイミングはしっかり意識しましょう。

脱水症状

利尿剤は体の水分を排出する薬です。

その為やり過ぎると脱水症状になるとは分かりそうなものですよね。

利尿剤を利用する際は水分の摂取もいつも以上に注意すべきです。

しかし、ダイエットの為に使うとなると使う側の意識はこうなってしまいがちです。

「折角水分を出して体重が減ったのに、また水分をとったら意味がない」と。

ダイエット目的での利尿剤の利用は、あくまでダイエットの補助と考えて下さい。

利尿剤の仕事はむくみに溜まった水分を流して本来の身体のラインを出し、新陳代謝を向上させ痩せやすくすることです。

電解質異常

利尿剤は水分や塩分と一緒にミネラルも排出してしまいます。

ミネラルが多く排出され過ぎると電解質のバランスが崩れてしまい、

低カリウム血症、低ナトリウム血症、低マグネシウム血症などを引き起こす恐れがあります。

その他副作用

他にも食欲不振、脱力感、筋力低下、貧血、不整脈などの副作用があります。

基本的には安全な薬

代表的な副作用はご紹介した通りですが、用法用量を守って使っていれば基本的に安全な薬です。

ですが、ダイエットに利用する人の中には早く痩せたいという焦りからか

用量を超える大量の利尿剤を服用してしまったり、水分を控えたりして健康を害してしまう方も少なくありません。

医薬品に副作用はつきものですので、必ず量を守って使ってください。

もしも身体に異常を感じたら使うのをやめて病院へ行きましょう。